◆チャロとの出会い
どうも、うみねこです。
「ねことねこ」ブログを見ていただきありがとうございます。
前回(その1)からのつづきです。
カメオタビーのチャロとの出会いを書いてみます。
1.またもや目が...
ソラとの出会いから約2週間後(2015年5月23日)、猫用品と猫飯の調達のために、ソラと出会ったペットショップに行きました。
この日、ソラはお留守番です...メチャクチャ心配...
ペットショップですすめられた赤ちゃん用(子猫用)の粉ミルクとおもちゃ、猫トイレの砂などを買いあさり、店員さん(抱っこします!?...の女性店員さん)と談笑しながら、別のネコちゃんをながめていました。
ここで、さっさと帰っていれば...
っと...ここまでは良かったんですが...やはり...
「うわっ!! み 見るな~ぁ!!」
またもや目が合ってしまったのです...
ペットショップって、なんて危険な場所なんでしょう...みなさんも気をつけてくださいね...私がアホなだけなんですけど...
「ミーミー」 って...
ケージの中からよびかけてるじゃないですか...
「ちゅれて帰って!! いい子にしましゅから!!」としか聞こえない私...もう病気です。
でっ...またもや...「抱っこしてみますか???」って...もうやめて~っ!!
って...もう、抱っこしてるし...妻が...
妻が抱っこすると、ずっとはなれずにリラックスモードであまえている様子。妻になついているようで、しばらく抱っこしていました。
「アメリカンショートヘアのカメオタビーの男の子です。この子とっても人懐っこくておとなしいんですよ!! きっと先住猫ちゃんと仲良しになりますよ!!」と店員さん(前回と同じ店員さんです。)
この、店員さんと子猫たちの巧みなツープラトン販売手法は見事としか言えません。いいカモのわたし...
妻
「二匹は飼えないね。ソラだけでも大変なのに多頭飼いなんてムリだよね。でも、ソラはひとりでお留守番だからかわそうなんだよね。兄弟とかお友達とかいればさみしくないのにね。二匹だと私たちも少し安心だしね。」
きっ 記憶が(ブラックアウト)...(またかよっ!!)
ソラの時同様、各種手続きをして、二匹目のネコちゃん用の子猫用品を追加購入し、 またまた、タクシーで帰りました。(子猫の負担にならないように。)
2.そして帰宅...
アメリカンショートヘアのカメオタビーの子猫です。生後約2ヶ月の男の子。ソラより5日ほど早く生まれています。
これまたソラ同様に小さくて毛がフワフワで目が茶色。つぶらな目で真っ直ぐ見つめてきます。メロメロです...
ソラは「明るく活発」って感じの愛嬌のある元気をくれるかわいさだったのですが、チャロは「おっとり穏やか」といった癒しのかわいさです。二匹で真逆の魅力ですね。
特に妻になついてる様で、おかあさん(妻)に必死でしがみついて「ミーミー」とないています。妻もとてもうれしそうです。その様子は言葉になりません。
3.問題発生!!
で、ソラ(一匹目の先住猫)の反応は...
「おみゃ~は、だれにゃ~!!!(怒)」
はなしにはきいていましたが、多頭飼いでの先住猫によくある反応の様です。全ての猫がそうなるわけではないらしいが...
先(約2週間前)にこの家に来て、「もう、ココはぼくのお家。ぼくの縄張り。おとうさんとおかあさんはぼくのもの...」と、疑わず安心しきっていたところに...突然の侵入者(猫)...
パニック状態...
我々夫婦も、どう対処していいのか分からずパニック状態に...かつ、呆然・唖然...
二匹目は、多頭飼いは、やっぱり、ムリ...!?
急遽、一つしかないケージをダンボールなどで二階構造にリフォームして(もともと二段構造のケージでした。)、二匹を隔絶しました。ソラが2階でチャロが1階です。それでもソラは1階が気になる様で、1階に対してバシバシとネコパンチをくりだしていました。
はじめは、トイレも一つしかなく、チャロはしばらくダンボールに砂を入れて使ってました。
後日、ケージを含めもう1セット買うことになるんですけど...
「お二階さん、うるさいね~え」
チャロは困惑顔で、静かにしてましたね...えらいね。チャロちゃん。
4.二匹目の様子は...
それでも結構チャロはリラックスしている様子でした。マイペース...もしかして大物!?
5.いきなりの多頭飼い
はじめの頃は、先住猫のソラがとても興奮しておさまりがつかず、どうしていいのかわからない状態でした。試しに何度か二匹を遊ばせようとしたのですが、一方的にソラが攻撃をはじめてしまいます。チャロは反撃することなくソラのことをなめてあげようとするのですが(チャロちゃんはやさしい子なんだね)、ソラは理解不能な状態です(コマッタちゃんでした...)。このまま一つ屋根の下で別々に飼うのは無理があります。
どうしよう...
でっ 思いきって「おまえたちは男の子だ。徹底的にケンカしてみろ!!」としばらく突き放して見ていました...
本当の兄弟の様です(いえ、兄弟です。)。特にソラはとてもチャロが好きな様です。あんなに攻撃的だったのに、今ではチャロのことばかり追いかけてます。いっしょに寝てたりします。時々興奮してチャロを噛んだりしてますが、愛情表現の様です(チャロは「キャー」っと悲鳴をあげていますが...)。
恐らく、最初は二匹とも不安でたまらなかったのだと思います。
6.二匹をむかえて思うこと
いきなりの多頭飼いは、かなりハードルが高いと言えます。はじめは一匹でも大変です。猫を飼ったことのない人にはなおさらでしょう。
ただし、こうも考えられます。はじめから多頭飼いならば、それが普通のこととなるので、時間差で二頭目・三頭目をむかえる時の混乱が少ないかもしれません。猫自身も「最初からいっしょだね!!」って感じでしょうし、子猫の頃からのほうが早くなれてくれるような気がします。大人猫だと、かなりハードルが上がるようですね。飼主の混乱も初回限定となるので、長い目で見れば楽かもしれません。それはそれでありかと思います。あくまでも私見ですが。
多分、家族になると言う意識が大事なのかなっと思います。
愛情をもって責任を自覚していれば、きっと大丈夫だと思います。
ソラもチャロも、ここまで来るのにいろんなことがあったのだと思います。
多分、まだまだ母猫の元にいるべき時期を無理やり引き離されて、小さな檻に入れられて、暗いトラックの荷台にゆられて...(あくまで私の想像ですが...)
「人間の勝手」のために悲しく辛くて不安な思いをしたのです。
無邪気に「かわいい」だけではゆるされないと思っています。だからこそちゃんと育てていかなくては...
なんだか、偉そうなことを書いてしまいましたが、私も最初はピンっときてませんでした。
ふたりとの出会いから少しづつ、今の考えに変わってきたんだと思います。
ふたりの甘える様子を見ていると、いろんなことを考えさせられます...
後日、ふたりにちゃんと名前をつけてあげました。
ソラは子猫の頃、目が青かったからソラ(空)。
チャロは体だ茶色だからチャロ(茶色)。
単純でしょ(そのまんまじゃん)。 これでも考えたほうですが...
「ふたりとも家族になってくれて、ありがとう」
「これからも、よろしくね」
ではでは。。。