◆大変さを知ってほしい
どうも、うみねこです。
「ねことねこ」ブログを見ていただきありがとうございます。
またまた久々投稿です(サボってました)…
本日は猫をお家に迎えるにあっての「覚悟」というか、「こんなことが大変だよ」的なことを書いてみたいと思います。
動物を飼ったことがない方は、「猫を飼ってみたいけど、実際どうなの?」と言う疑問をお持ちかと思います。
向かい入れた後に「思ってた以上に大変」「やっぱり無理」では猫も飼い主も不幸なことになります。
「大切な命」なので安易に途中で投げ出すことは許されません。飼う前に十分な検討をお願いしたいところです。
我が家の二匹は、2015年5月に生後約2~3ヶ月時点で迎えてます。
当記事投稿時点で7年経過してます。
子猫と成猫では色々と違ってきますが、この7年で我が家で感じた「ここが大変」をお伝えしよと思います。
1.我が家の環境
まずは我が家の二匹の環境・状況をここで整理しておきます。
- マンション完全室内飼い
- 多頭飼い(2匹の雄・ペットショップ出身)
- 子猫の頃から飼っている
- 去勢済(迎えた後、しばらくして手術しました)
- 私は実家で犬猫を飼っていた経験あり(妻は未経験)
- 夫婦二人世帯
状況の違いで「大変」の対象が違ってくるかもしれません。
お宅の環境や想定と照らし合わせて想像して読み進めてみてください。
2.猫飼いの「大変」について
以下に思いつくまま、「大変・悩み・考慮など」をあげてみました。
あくまでも「我が家視点」ですのご了承ください。
- 食事
・種類(ウエット/ドライ・年齢別・病気ケアなど)
・タイミング(回数・時間・量(種類・年齢により違ってくる))
・水(回数・量(飲み過ぎ、または不足の注意))
・健康(無添加・穀物フリー・死肉未使用など)
・コスト(ピンキリです)
・保存(腐敗、酸化、湿気防止など)
・在庫管理(おやつも含む) - 排尿・排便
・しつけ(ペットショップ出身だとトイレのしつけはされていることが多いようです)
・時間(昼夜問わず(睡眠妨害))
・回数(日に複数回の排便もあり得ます(我が家のチャロは2回以上はザラです))
・トイレの砂の種類(ピンキリです)
・トイレ掃除
・匂い
・在庫管理(砂、吸収シートなど) - 嘔吐
・場所問わず(寝具の上とか、突然に(昼夜問わず(睡眠妨害))
・掃除が大変
・何をどれだけ吐いたかチェック(頻度も。場合によっては病気のサインであることも。) - 深夜早朝の行動
・深夜運動会(睡眠妨害、騒音)
・早起き(起こされる(起こしてくれる?)) - 騒音
・ご近所への配慮(防音対策(特に集合住宅)・コストかかります) - 健康(病気・怪我への対応)
・各種予防接種
・ペットショップ出身だと初期接種済であることがほとんど
・頻度は自身で管理(獣医さんと相談)
・コスト(けっこうなお値段?)
・健康診断
・頻度は自身で管理(獣医さんと相談)
・コスト(けっこうなお値段?)
・去勢について
・ほぼ1日がかり
・コスト(けっこうなお値段?)
・心の葛藤(本当にやって良いのか…と悩む。獣医さん達は、やった方が良いとの見解が多い。)
・日頃のケア
・便尿のチェック(色・量・状態・頻度・様子)
・食事のチェック(量・頻度・様子)
・運動(部屋飼いの場合、キャットタワー(ピンキリ)などの運動環境の準備)
・怪我リスク低減(部屋内の安全の確保(何が危険かの想像力が求められる))
・動物病院
・日頃からのお付き合い(健康診断、相談、ケア、ホテルなど)
・病気・怪我の時の職場での理解(ほぼ毎回、緊急事態です。休めますか?)
・ペット保険の検討
・コスト(けっこうなお値段?)
・健康状態、年齢でコストが変わってくる - 危険回避
・脱走対策(玄関、窓の開け閉め。外出時(病院等)など)
・子猫時期の対策(ケージ準備等)
・室内の危険因子排除 - 留守番
・前述の危険回避
・夏(極暑)の冷房(つけっぱなし)は必須(コスト高)
・旅行(ペットホテルはあるがコスト高。旅行頻度下がる。) - 掃除
・猫の毛(かなりの量が舞い散る。服などにも付着。呼吸器系疾患の恐れ。)
・匂い対策
ざっとこんな感じでしょうか?(まだある気がしますが、お腹いっぱいです。)
3.我が家の「大変」をまとめてみると
前述の内容を分類してみると「必要事項・コスト(お金)・日々の世話(労力)」であることがわかります。
「必要事項」については一つ一つは判断の上、必要に応じての対応となります。
そして日々の負担は以下の2つと思われます。
- コスト
かかりますよ。 結構。
但し、お金をかければ良いと言う訳ではないと思います。
かけてあげたい気持ちが込み上げてくのですが、きりがありません。
工夫とバランスが求められるところです。 - 日々の世話
毎日です。 時間帯を問いません。
飲み会、外食、旅行は敬遠がちになります。
但し、「大切な可愛い家族のため」であれば「負担」と感じないのも事実です。
我が家ではもはや当たり前の日常です(ブツブツ言いながらですが…)。
我が家で最も深刻なのは「睡眠妨害」です。
深夜に運動会・トイレが重なってくることがしばしばあります(それも二匹が順番に)。
2時頃から4時頃までとか…(げっそり)(我が家だけかもしれませんが…)
それと、どれだけの間続くのか?といった考慮も必要です。
猫の寿命は種類にもよりますが、10~15年程(長生きだと20年以上)のようです。
飼い主さんの年齢と将来の状況についての想像(飼い続ける自分でいられるか)もしておくことが大事ですね。
また、猫が寿命を迎えた時の対応も飼い主としての「覚悟・義務」となってきます。
最後まで面倒を見て、最後は「ありがとう」と見送ってあげたいですね。
私は「彼らより先に死ねない。病気になれない。」と日頃から思っております。
みなさん。 どうでしょうか? 「覚悟」出来ますか?
4.「幸せ」の意味を考える
すみません。 かなり脅かしてしまいました(自分で書いてて疲れてきました)。
ただ、やはり「命」の話なのです。
「可愛いだけでは飼えません」とよく言いますが、そこを伝えたかったところです。
「無理」との判断も時に必要と考えます(日本人が苦手な「勇気ある撤退」?)。
我が家の場合は、「それ以上のものを猫達からいただいている」と感じています。
二匹が我が家に来てから私自身が少しですが変わった気がします(まだまだいたりませんが)。
「大変」よりも「二匹の存在のありがたさ」の方が優っているので、「大変」を大きく感じません。
「大変」を乗り越えようとします(無意識に)。
「幸せ」は「何を対象に自身がどの様に受け止めるか」で決まる気がします(偉そうですが…)。
皆様もご自身の環境を分析し、将来(状況の変化)を想像して判断していただきたいと思います。
そして「覚悟」が決まったならば、新しい家族をお迎えして頂ければ幸いです。
ではでは。