◆お留守番させるって
どうも、うみねこです。
「ねことねこ」ブログを見ていただきありがとうございます。
今回は、猫のお留守番について書いてみようと思います。
特に子猫の場合について、我が家の対応例をお伝えしていきます。
1.子猫だけの留守番
我が家は夫婦二人、共働きです。
当然、日中は留守になります。(おおよそ 7:00~20:00)
猫を飼うにあたり、最大の課題は、この「留守中をどうするか?」でした。
仕事に猫を連れていければいいのですが、そんなことが許される仕事場があるとは考えられません。人間の子供でさえほとんど無理なのに(最近は社内託児所なるものを設ける先進的な会社もあるようですが。)...
で、当然お留守番となる訳ですよ。一匹で。
はじめソラ(シルバータビー)は一匹でお留守番でした。2週間後にチャロ(カメオタビー)がくるまでは。
「子猫(それもまだ赤ちゃん)を一匹で留守番させていいのか? できるのか?」との疑問にぶつかったわけです。
このことは、これから猫ちゃんを飼おうかな? とお考えで長い時間留守をする方にとっては、重要な検討ポイントかと思われます。
2.いろいろ調べてみました
まずは、ソラたちと出会ったペットショップに相談してみました。
で、答えは「ぜんぜん大丈夫ですよ。猫、特に子猫は一日中ほとんど寝てますから心配はいらないですよ。うちの他のお客さんの子猫ちゃんたちも、みんなちゃんとお留守番できてるみたいですよ。」
へっ そうなの!?
以外な答えが返ってきました。ちょっと拍子抜け...
なんかもっと、いろんな対策が必要かと思っていたのですが、子猫がいるお家では、普通にお留守番させている様子。まあ、してもらわないと困るんですけどね。
で、「子猫 お留守番」でググってみると... 「ちゃんと、お留守番できてます。」って内容がほとんど。
そんなに心配しなくていいんだぁ!!
ただし、みなさん、いろんな工夫はされている様ですね。
3.我が家の対処
子猫を留守番させる場合の我が家のポイントをまとめてみました。
ポイント1:ケージは必須
留守中の事故を極力低減させるためにも必須と考えます。家の中は子猫にとって以外にも危険がいっぱい潜んでいるのではないか? 自分たちの想定外の事が起こる可能性があるのではないか? ケージは子猫を守ってくれるシェルター? と考えました。もちろんケージの転倒防止も配慮する必要があります。
そして何よりも、清潔な環境を心がけるべきでしょう。留守中はもちろん、普段もケージの中は子猫にとって快適な環境にしてあげたいですね。
我が家は二匹の子猫がある程度大きくなるまで在宅時もケージに入ってもらっていました。やはり安全を考えた結果です。
でも、時間を見つけてはケージから出して遊んでもらっていました。
少し過保護なのかもしれません。「ケージはかわいそう」との声も聞こえてきそうです。でも何かあってからでは遅いと思っての対応でした。後から後悔はしたくありませんからね。
ポイント2:出かける前の食事
我が家の朝は、猫を飼う前よりも早く起きるようになりました。留守の時間が長いので、ちゃんと食事をあたえておかないと子猫がつらい思いをすることになります。それに、もし緊急事態で当日帰宅困難となった場合のことも考えると出かける前の食事は必須と考えています。
ポイント3:出かける前のトイレ
早めに起きるもう一つの理由が、出かける前に、なるべくトイレをしてもらえるようにすることです。留守中にトイレをしてもらってもいいのですが、やはり清潔な時間を長く保ってあげたいので大人ネコになった今でもトイレは気にしています。
我が家の次男チャロ(アメショのカメオタビー)は、トイレに対してとても神経質です。最近は複数のトイレを設置しているのですが、チャロはなるべくきれいな(?)トイレを選んでいる様に見えます。長男ソラ(アメショのシルバータビー)のニオイが残っているものを避けている様にも見えます(猫の習性?)。なのでトイレをした後は急いで掃除をしています。
トイレはできるだけ清潔にしてあげたいですね。
ポイント4:飲み水の設置
当たり前ですが、飲み水の設置は欠かせません。それこそ「緊急事態」の場合でも最低限の飲み水さえあれば時間が稼げます。命にかかわるポイントかもしれませんね。
我が家ではこんなグッズを使っています。受け皿の水が一定量減るとペットボトルから水が供給される仕組みです。
他にもいろんなお水グッズがあるので調べてみてはいかがでしょうか。
ポイント5:気温対策
留守中の室内温度変化に注意しています。猫は寒さに弱いとよく聞きます。また最近の夏は異常な暑さですよね。室内温度もかなりの暑さになります。子猫でなくとも過酷な状態と想像ができます。
我が家(マンション)は南にリビング・北に寝室といった配置になっています。
【真冬の寒い時期】
日中、日当たりのよい南のリビングにケージを置いて留守番してもらっていました。ふたりとも外を眺めるのが大好きなので、なるべく窓の近くにケージを置いていました。但し、窓に近すぎると冷気に触れやすいので、景色が見える範囲で少し窓から離してケージを設置していました。
【真夏の暑い時期】
逆に夏は北の寝室にケージを移動します。すごく暑い日はエアコン(冷房)を入れっぱなしにして出かけます(寒くなりすぎないよう注意)。電気代の心配はありますが子猫の体調・命にはかえられません。
【おまけ ケージのカスタマイズ】
ケージの移動をスムーズにするために、キャスタ(タイヤ)をDIYしてみました。近所のホームセンターで板・キャスタ・キャスタネジ・角を保護するクッション材・滑り止めシートなど購入し作成。
・作成ポイント①
板のサイズはケージの底面よりやや大きめ。重量は『ケージ+備品+猫』に耐えられる丈夫なものを準備。また板の堅さも注意が必要です。やわらかい板材だと、キャスタネジの強度が低下します。
・作成ポイント②
キャスタのタイヤは大きめが移動しやすいです。床の段差やカーペットなどを軽々と越えてくれます。もちろん、板と同様に重量も配慮した選定が必要です。
・作成ポイント③
キャスタネジの長さは板の厚みに注意(長すぎると突き抜けます。短すぎると強度が低下します。)。あと、板にネジの下穴(先に少し細めにあける穴)はあけておいたほうがいいかと思います。板材によってはネジをねじ込むと板が割れたりします。
・作成ポイント④
クッション材は移動時に壁などにぶつかることを想定して装着(ネジ・接着剤なども忘れずに)。
・作成ポイント⑤
我が家では、板の上にケージを固定していません。再度分解や掃除の時に、いちいちはずすのが面倒なためです。でも、そのまま載せるとちょっとしたことでズレるので、滑り止めシートや転倒防止粘着シートなどで仮固定しています。正直、強度にいささかの不安はあります。気になる方はキチンと固定する工夫されたほうがいいでしょう。あと、滑り止めシートをひくと、多少防音効果も期待できます。子猫でも少し大きくなってくるとケージの中であばれる場合がありますが、シートをひいていると若干音が軽減されます。特にマンションでは気をつかうところですよね。
※我が家の例ですので全て自己責任でお願いいたします。
なお、最初からキャスタがついているケージも売っているようですので調べてみてくださいね。
以上が我が家の猫の留守のポイントです。
4.大人猫になるにつれ
主に「子猫の留守番」を中心に書いてきましたが、子猫たちも日々成長していきます。
体も大きくなり、「危険」への判断もできるようになってきます。猫とは言えたくましさを感じます。
我が家は、在宅中のケージ飼いは半年で打ち切りました。やはり、のびのびと安心して家の中を動き回ってほしかったからです。二匹とも最初はオドオドしていましたが、その日のうちに飛び回る様になりました。とてもうれしそうでした。
で、本題の留守番ですが、一年でケージ卒業としました。やはり留守中は心配だったので安全のため一年間はケージでお留守番してもらっていました。ただし、ケージ2台を連結してお互い自由に行き来できる様にしていました。
ケージの利用には、賛否両論あるようですが、どなたのご意見もごもっともと思います。私も我が家のやり方が一番良いとは思っておりません。「もっと良い方法があったのでは? もっと早くケージを卒業させてあげれば良かったのかなぁ?」と今でも考えます。
今では、二匹とも家の中を飛び回っていますが(と言うかあばれている...)、留守中は今でも寝室でお留守番してもらっています。やはりキッチンなどは危険だと考えております。安全のため・念のため。
また、室内の温度調整は今でも気をつけています。
5.その家それぞれ
それぞれのお宅で、それぞれ違った環境だと思います。
戸建て・集合住宅・持ち家・賃貸、家族構成、寒い地域・暑い地域、お仕事の環境などなど。
「このやり方が一番」はないと思いますので、ご自身の環境にあったやり方を見つけていただければと思います。
今回は「あくまでも我が家のやり方」を紹介させていただきました。当内容を参考にしていただき、ネコちゃんとの楽しい生活を送っていただければ幸いです。
ではでは。。。
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